TOTOは、水回りの生活設備を販売している会社です。ここでは、介護用ユニットバスの特徴や製品を紹介します。
TOTOは、浴槽や浴室の出入り、入浴の際に安心してサポートできる介護用ユニットバスを販売しています。利用者は自立している場合や一人で介助する場合など、さまざまな介護者の負担を軽減できることが特徴です。特に、トランスファーボードといったフックタイプは、入浴動作を安全にサポートします。
浴槽は炭素の膜で覆われた鏡、表面の水をカラリと乾燥する床、お手入れ簡単なドア、防カビが施されている天井なども設置できます。また、手元で一時止水ができるクリック機能がついたシャワーで、節水も可能です。毎日使用する場所だからこそ、管理のしやすさを徹底された浴室が実現できます。
TOTOの介護用ユニットバスは、介助者が少ない環境や利用者の自立度が多様な施設に適しています。トランスファーボードなどにより、重度の介助が必要な方から自立支援を求める方まで幅広く対応可能。さらに、掃除がしやすい鏡や防カビ天井、節水機能など日々の管理負担を軽減し、利用者と介助者の双方に安心を提供します。
病院や介護施設において、利用者の入浴時に介助者の負担を減らすには、利用者に合った介護用ユニットバスを選ぶ必要があります。利用者の身体状況や介助方法にあった介護用ユニットバスを選ぶことで、介助者はもちろん、利用者の負担を軽減することができるでしょう。
当メディアでは、「軽~重度者の幅広い対応が必要な施設向け」、「自立支援を促す施設向け」、「障がい者への目配りが必要な施設向け」の3つに分けて、おすすめの介護用ユニットバスメーカーを紹介しています。各メーカーや製品の特徴を掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
介助負荷を軽減するために、トランスファーボードの設備を使用しています。介助や移乗しやすい位置に移動し、介助者も利用者も安心・安全に入浴できることが特徴です。翌朝には乾く床や、水垢のこびり付きを抑える炭素の膜で覆われた鏡なども施すことができます。
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トランスファーボードを活用することで、一人介助や少人数介助でも安全な入浴が可能であるため、介助者が少人数の施設に向いています。
自立している方から重度の介護が必要な方まで対応できるので、多様な身体状況の利用者を受け入れる施設に向いています。
クリック機能による一時止水など節水機能が充実しており、コストを軽減させたい施設に向いています。
XAVの4桁数字は浴室の内寸目安を表しており、XAV1620はおおむね1600×2000mm、XAV2020はおおむね2000×2000mmのサイズ感になります。2020のほうが洗い場と回遊スペースに余裕が生まれるため、二人介助や福祉機器の持ち込みを想定するケースでは動線にゆとりを持たせやすいです。
一方で、既存建物の制約が大きい改修や設置スペースが限られる場合は1620を検討しやすくなります。なお、同シリーズでも長辺・短辺どちらを出入口にするかなど複数の平面プランが存在しますので、最終的には設置図(意匠図・外形図)で有効寸法や出入口方向、機器配置を確認してください。搬入経路の有効開口、給排水や電源、換気能力などの条件によって採用可否が変わるため、事前の現地確認と図面チェックをおすすめします。
介護・福祉施設(事業者)の整備については、年度や施設種別に応じて国および自治体の整備補助やバリアフリー化支援が公募されることがあります。対象経費や補助率、要件は毎年度の要綱で変わりますので、最新の募集情報と募集要項を確認のうえ、設計・見積り段階から事前協議を進めていくのが良いでしょう。
社名 | TOTO株式会社 |
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所在地 | 福岡県北九州市小倉北区中島2-1-1 |
電話番号 | 0120-03-1010 |
URL | https://jp.toto.com/ |
RECOMMENDED
施設に合った介護用ユニットバスを導入するには、利用者の介護レベルに合ったものを選ぶ必要があります。施設や利用者の身体状況に合わせて、メーカーを3社ピックアップしていますので、特徴や強みをチェックしてみてください。
軽~重度者の幅広い
対応が必要な施設向け
画像引用元:積水ホームテクノ 公式HP
(https: //wells.sekisui-hometechno.com/)
可変できるレイアウトと、移動・洗体から入槽まで乗り換え不要なリフトにより、介護度が徐々に上がった場合でも、利用者・介助者双方の負担を軽減します。
自立支援を促す
施設向け
画像引用元:パナソニック 公式HP
(https: //sumai.panasonic.jp/bathroom/aqua_heart/)
要介護のレベルが低い方の自立支援に特化した構造のユニットバス。高さ40cm、ふち幅6cmで跨ぎやすくつかみやすい浴槽で自立を促進。
複数人の同時入浴で
目配りが必要な施設向け
画像引用元:ダイワ化成 公式HP
(https: //www.daiwakasei.co.jp/products/systembath/kaigo_yutori/)
広めの浴室に大型浴槽や複数の浴槽を設置し、多人数の同時入浴に対応。障がい者のグループホームで常に複数名を見ながら介助できるため、効率化を叶える。